答えは・・・全員、神に本気で挑みます・・・!!
時代も国もジャンルもバラバラな偉人たちが、神を相手に一歩も引かない。それが『終末のワルキューレ』というマンガです。
人類の存亡を13人の偉人に託すとしたら――あなたなら、誰を選ぶ?
物語の始まりはシンプルです。神々が会議を開き、「人類はもう滅ぼそう」と決めてしまう。そこに待ったをかけたのが、一人の戦乙女でした。

決着のつけ方は、神 vs 人類の13本のタイマン勝負。それぞれが代表を立てて1対1で戦い、先に7勝したほうが勝つ。人類が負ければ、本当に滅亡です。
面白いのは、登場キャラクターのどちらサイドも「知ってる名前」だらけなこと。人類側には、歴史に名を刻んだ「偉人」がずらり。神側には、世界各地の「神話の神々」が勢ぞろいします。
このマンガ、「偉人図鑑」であり「世界の神話入門」でもある

人類側を見れば、まるで偉人図鑑です。剣豪、皇帝、宗教の開祖……教科書で名前を見たことのある人たちが、次々と決闘の舞台に立ちます。
そして神側は、世界の神話入門になっています。北欧のトール、ギリシャのゼウス、インドのシヴァ。バラバラの神話から神々が集まってくるので、読んでいるうちに「この神、どこの神話の人だっけ?」と気になってくる。
つまりこのマンガ、1試合読むごとに、偉人と神様をワンセットで知れてしまうんです。
「ワルキューレ」も「ラグナロク」も、ちゃんと意味がある
タイトルも、なんとなく読んでいませんか。

「ワルキューレ(ヴァルキュリャ)」は、北欧神話に出てくる戦乙女。戦場で死ぬ戦士を選び、神のもとへ導く存在です。この「神VS人類 最終闘争」を指す「ラグナロク」は、北欧神話に出てくる、神々と巨人たちの最後の大きな戦いです。多くの神々が倒れ、世界はいったん滅びますが、そのあと新しい世界が始まるとされています。
タイトルを訳すなら「世界の終わりの、戦乙女たち」。神側の勝利により世界は終末となってしまうのか。はたまた、人類側の勝利により世界の終末を回避できるのか。これからどんな物語の結末になるのか、ワクワクする、よくできたタイトルなんです。
教科書だと「名前と年号」で終わる偉人が、命を懸けて動き出す
歴史の偉人って、教科書だと名前と年号で終わりがちです。神話の神々も、名前は知っていても、どんな神なのかまでは案外あいまい。
このマンガは、その両方を「神 vs 人」の真剣勝負という形で見せてくれます。知っている名前が出てくる興味から入って、読み終わるころには、その偉人や神様のエピソードに詳しくなっている。
知っている偉人と神が多いほど面白くなる・・・。『終末のワルキューレ』は、そんな偉人図鑑であり、世界の神話入門なんです。
次回は、その中から最初の1試合を取り上げます。お楽しみに。

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